くろす内科クリニック

くろす内科クリニック|東京都台東区の内科、小児科、循環器内科

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東京都台東区清川2-8-11
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2020年新型コロナウイルス感染症について

新型コロナウイルス感染症について

【新型コロナウイルス感染症が心配な患者各位】

〇大人・乳児・幼児・学童・未成年者の患者さんで、発熱・咳嗽・倦怠感・息苦しさ等で受診希望の方は、電話でご連絡ください。新型コロナウイルス感染症の疑いに関わらず、トリアージ後可能な限り速やかな対面実診察(問診・バイタルサインチェック・呼吸不全の評価・視聴打診・随時胸部X線/検体検査・市中/非定型肺炎を視野に入れた投薬処方、場合によりPCRセンター経由PCR検査予約の取付)により、現場で展開する1対1対応の実践系診療態勢でベストへ繋げます。

○当院かかりつけの患者さんに関しましては、従前通り「新型コロナウイルス感染症診療の手引き 厚労省」に従い、院内感染に留意した「うつさない・うつされない」環境下での診療を続けてまいります。

○当院では、新型コロナウイルス感染症に関して、院内感染予防システム(時間的隔離含有診療・常時換気型非3密2面開放待合室・逆隔離仕様感染回避用安全地帯・陽圧式被覆防護受付等)を導入しております。

○当院かかりつけの方で新型コロナウイルス感染症が疑われた際に行ってきた実際の診療(一部抜粋)
(1)かかりつけのお子さんへの対応
電話等による相談/診察を行い、要件相当でPCR検査予約を続けています。時間的・空間的隔離での予防接種を行っています。

(2)当院で治療を開始し同時にPCR検査を予約した方々
胸部X線で異常がない一方で問診上受診要件相当、あるいは精査必要と判断した方々には、PCR検査の予約を当院から行いました。また、胸部CT検査目的にて非感染症指定病院へ連携室経由の了承後紹介も行いました。

(3)当院で肺炎と診断され検査・治療を開始し、同時にPCR検査を予約した方
発熱・咳嗽の電話相談あり、来院指示、くろす内科CL受診。胸部X線で右下肺野にスリガラス陰影を認め、肺炎が判明。当初、直接某第1種感染症指定医療機関にPCR検査を含めた受診相談をお伺いしたところ、新型コロナウイルス感染症診断未確定肺炎の紹介新患は受診不可、受診歴のあるかかりつけの場合は疑いであっても受診可、検査陽性の新患紹介に限り適宜受診可という引受能力超過の院内の現状を教えて頂きました。そこで、『鑑別がつくまでの間自宅療養(抗菌薬の薬物アレルギーがあり非定型肺炎を想定したレスピラトリーキノロン等を処方』+『病態悪化時などクリニックで24時間連絡を受ける体勢(東京都医師会の診療方針に基づく)』+『抗酸菌塗抹含む喀痰検査(今回の投薬が結核に有効な点も考慮)・白血球分画・マイコプラズマ抗体等の市中肺炎の起炎菌診断に対する採血等の検体検査で非コロナの充分条件を捜索(自院で測定できないため通常通り外注ラボへ検体提出)』+本命の『東京都相談窓口経由台東保健所の新型コロナPCR検査の予約が取れたためその採取待ち』の同時進行という、多方面から寄せる最適解の段取りで前線での対応をしました。課題として、症候性の方を検査外出させて良いものか、懸念される外界への感染リスクとご本人の体調の面から思い悩みましたが、陽性が判明した場合、悪化の「スピード」を上回る対応が求められることと、幼児を含む同居家族の他濃厚接触感染者を見通して動く必要性からやむなく一択した点、検査の外注は結果判明までどうしても日数を要することは既知の事実で不可避な点が挙げられます。なお、同居のご家族の方の体調動向も都度電話で確認を続けました。次回肺炎診断例があれば救命に左右する転院先の選定に傾注しつつ当院で診療しない理由はありません。

(4)上記とは別に当院で肺炎と診断され帰国者接触者外来に紹介した方
咳が続く・胸の音がおかしいとの電話相談あり、来院指示、自力歩行でくろす内科CL受診。右肺野で異常音聴取、平熱、酸素飽和度正常範囲。胸部X線で右上肺野中心に淡いスリガラス陰影あり肺炎が判明。対応として、お歳が70代後半の高齢の方であり、歩く肺炎で終わる根拠が現況手元にないことと、保健所PCR検査結果判明が体調の変化に追いつかない場合があることから、帰国者接触者外来のある某三次救急医療機関に受診相談し、翌日にPCR検査含めた外来予約を取り次いで頂きました。帰宅可の場合は紹介元でのフォローが受診条件で、当方より当然願い出ました。なおX線での広めの陰影が気になりましたが、バイタルサインが落ち着いているため予約外来で可とのトリアージをERセンターCOVID-19御担当の先生より頂いています。

(5)台東区外在住の方のPCR検査目的紹介が可能であった例
持続する発熱で来院した台東区外居住の受診者の方に関して、居住地と同じ区内の某私立単科大学付属病院にご相談したところ、紹介当日の受け入れと同日にPCR検査での精査を行っていただけました。

(6)空気感染の検討が必要だった例
持続する咳嗽があり、当院での胸部X線で肺炎と診断された患者さんがおられました。紹介先として区内の中核基幹病院は当時閉院中で、社会福祉法人系某記念病院と旧帝某大学医学部付属病院は診療受け入れも新型コロナウイルスの検査目的受診受け入れも行わないとのことで却下、台東保健所に電話をしましたが発熱外来のある病院の情報は開示しないとの御返事だったため、やむなく数か所病診連携室に連絡をとり続け、最終的に発熱外来があることが分かった某病院へ新型コロナウイルス感染症精査含む紹介を受けて頂き、検査陰性で自宅療養を当院でフォローしていました。数日後線溶系の上昇を伴う呼吸不全が進行、再度紹介し即日入院となりました。入院後の検査で初めて活動性結核と診断され、某結核予防法指定病院へ転院。受診当日は御本人と同伴御家族はマスクを着用、時間的空間的隔離含む開放換気待合室によって他の患者さんへの感染に対処し、スタッフに関しては従前から肺炎診察時には被覆防護受付内に駐留する指示をしており、その後の消毒作業も含め院内感染予防に対処してありました。複数の連携室への問い合わせにおよそ60分間、診察室で同室して濃厚接触となったのは院内では院長1名だったため、空気感染によって結核菌に感染し、LTBI(潜在性結核感染症)を発症する可能性を念頭に保健所へ報告し、体温・症候・胸部X線で自ら経過を追う一方で、台東区結核対策委員会終了後に結核専門医の委員長にコンサルト致しました。ウインドウ期を超えた先日にIGRA検査施行した所、T-SPOT陰性を確認できました。肉を切らせて骨を断つ様相になりましたが、空気感染を想定していない通常の対応によって感染予防が完遂できた院内条件に関して再検討を行い、肺炎には結核の想定も必要と肝に銘じつつ、引き続き呼吸器感染症の患者さん方の診療に当たる所存です。なお、患者御本人、及び保健所の指導のあった御家族の安否が懸念されましたが、全員の生存御無事を確認できたことも申し添えます

(参考)Significant Scientific Evidences about COVID-19 2020年 9月21日版 日本感染症学会 より一部抜粋http://www.kansensho.or.jp/modules/topics/index.php?content_id=38
(1)ウイルスの安定性・所在、感染予防
◇SARS-CoV-2の感染性は、エアロゾル状態で3時間、プラスティクやステンレスでは72時間までは認められた。(N.V.Doremalen, et. al. Aerosol and surface stability of SARS-CoV-2 as compared with SARS-CoV-1. New Engl J Med, March 17 (online), 2020)
◇2月から 3月に武漢の病院でエアロゾルに関して調査した研究では、エアロゾル中のSARS-CoV-2 RNAの濃度は、隔離棟や換気のある病室ではとても低く、患者のトイレのエリアで高かった。多くの公共エリアでの空気のSARS-CoV-2 のレベルは検出限界以下であるが、混み合う傾向のある2ヶ所のエリアでは検出され、人混みの中に SARS-CoV-2 のキ ャリアが存在していることを示唆した。初期には、医療スタッフのエリアで、μm以下とμmを超える位大きさにピークのあるエアロゾルに高いウイルス RNA 濃度を認めたが、精力的な消毒作業によって検出限界以下となった。これらのエリアでの感染性を確認していないが、エアロゾル感染(空気感染)の可能性があると考えられる。部屋の換気、スペースの開放、防御服の消毒、トイレエリアの適切な使用と感染防止策が、効果的にエアロゾル中のSARS-CoV-2RNAを抑制すると考えられた。(Y. Liu, et. al. Aerodynamic analysis of SARS-CoV-2 in two Wuhan hospitals. Nature, April 27 (online), 2020.)
◇スイスの研究者は、無症状及び軽症のCOVID-19患者の息や咳におけるエアロゾル中のウイルス量を数理モデルに基づき推計した。通常の息をしている間に個人から排出される微小水滴のウイルス量の平均は、4.9×10-6copies/cm3と推計され、4.9×10-9~0.637copies/cm3の範囲に広がっていた。咳をしている個人の場合は、咳毎に平均0.277copies/cm3で、2.77×10-4~36030copies/cm3の範囲に広がっていた。頻繁に咳をしている個人の居る部屋(約50m3の小事務所か診察室)の濃度はとても高く、高排出者では、最高 7.44×106copies/m3となった。しかし、高排出者が通常の息をしている場合は、1248 copies/m3のより低い室内濃度と計算された。
⇒換気や微小水滴形成過程によって、高ウイルス量のCOVID-19患者の居る部屋には、1立方メートル当たり数千~数百万のウイルス・コピーという数のウイルスが息や咳によって 排出されると考えられた。通常の息をしている典型的なウイルス量の人による感染のリスクは低い。非常に高いウイルス量の少数の人が換気の悪い部屋において感染リスクを起こす。症状が有っても無くても、特に長い間では、小さな部屋で誰かと一緒になる際は、厳格な呼吸防御が必要である。(M. Riediker, et. al. Estimation of viral aerosol emission from simulated individuals with asymptomatic to moderate coronavirus disease 2019. JAMA Network Open, 2020;3(7):e2013807, July 27, 2020.)

新型コロナウイルス感染症~相談・病院案内~

《自宅で様子を見ていいのか》 《病院に行った方がいいのか》 《救急車を呼んでいいのか》知りたい

【東京消防庁救急相談センター】
病院へ行く?救急車を呼ぶ? 救急相談センターで緊急性の有無、受診の必要性に関するアドバイス、医療機関案内を行っています。

電話:#7119(携帯電話・PHS・プッシュ回線)

つながらない場合
23区:03-3212-2323/多摩地区:042-521-2323

【ホームページやスマートフォンによる東京消防庁救急相談ガイド】
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-kyuuimuka/guide/main/index.html

《夜中・休日含む自宅近くの病院・クリニック案内》今どこで診てもらえるか知りたい

A【医療機関案内サービス ひまわり】
1)電話:03-5272-0303 受付時間:毎日24時間
コンピュータがお問い合わせ時間に診療を行っている医療機関を音声でご案内します。
ファクシミリでのご案内はファクシミリ機能付き電話機に対応しています。音声のアナウンスに従ってダイアルまたはプッシュボタンを操作してください。

2)聴覚障害者向け専用ファクシミリ 03-5285-8080 受付時間:毎日24時間
コンピュータがお問い合わせ時間に診療を行っている医療機関をファクシミリでご案内します。ファクシミリ機能付き電話機に対応しています。音声のアナウンスに従ってダイアルまたはプッシュボタンを操作してください。


B【ホームページ「ひまわり」の医療機関検索サービス】
医療機関の情報は、ホームページやスマートフォンで探すことができます。
http://www.himawari.metro.tokyo.jp/

携帯電話からも利用することができます。
http://www.himawari.metro.tokyo.jp/kt/

C【【東京消防庁救急相談センター】
医療機関案内も行っています
電話:#7119
つながらない場合 23区:03-3212-2323/多摩地区:042-521-2323


---------新型コロナウイルス感染症について相談したい---------

【台東区】台東保健所
新型コロナウイルス感染症に関する専用電話相談窓口(帰国者・接触者電話相談センター)
http://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/iryo/kansenshoyobo/20200121114308824.html
03-3847-9402(9時~5時平日のみ)

【東京都】 東京都福祉保健局
新型コロナウイルス感染症にかかる相談窓口
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/coronasodan.html
○感染の疑いなく不安な方
新型コロナコールセンター
0570-550571(9時~21時,土日も実施)

▲感染の疑いのある方
・『かぜのような症状』『強いだるさや息苦しさがある』
・重症化しやすい方で比較的軽いかぜの症状がある
※高齢/基礎疾患有する方/妊婦の方
新型コロナ受診相談窓口 24時間対応
【平日(日中)】各保健所
【土日祝夜間】03-5320-4592


【国】 厚生労働省
新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

『国民の皆さまへ』⇒『関連情報』⇒『電話相談窓口について』で記載

0120-565653(9時~21時,土日も実施)

新型コロナウイルス感染症に関するQ&A
電話相談窓口について
新型コロナウイルス感染症が疑われる方へ
注意喚起
参考情報 等

(参考) 新型コロナウイルスワクチンの接種について 令和2年8月21日新型コロナウ イルス感染症対策分科会資料3 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000662188.pdf