くろす内科クリニック

くろす内科クリニック|東京都台東区の内科、小児科、循環器内科

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2020-21年インフルエンザ特集

◆【2020-21年(令和2年度)4価インフルエンザワクチン予防接種のお知らせ】
 
◎ワクチン~種類、回数
◎妊産婦とインフルエンザ
◎ワクチン以外の予防法

---------------------------------よくあるご質問--------------------------------------------
                                         
  Q:子供の接種も10月26日からですか
  A:以下の通りです
   ・当院での接種対象者については

   『年長者が亡くなれば過去が失われる. 若年者が亡くなれば未来が失われる.』に基づき、

   今シーズン開始日(10月2日)からの当院接種対象者は次の通りです。
    〇65歳以上の高齢者/年齢不問の基礎疾患罹患者
    〇6か月以上の乳児/妊産婦/幼児/学童/中高大学生/10~20~30代小青壮年/
      40~50代~ 65歳未満の中高年成人

  Q:接種に予約は必要ですか
  A予約日の設定はなく、当日来院当日接種での対応をします。当日分がなくなった場合、
   翌診療日から接種を再開します。
     現在、優先接種順位が解消され、 小児成人を対象に接種を行っています 
                                     

             互譲の御協力感謝します   
      

                        接種希望者は電話連絡をお願いします  
            
 03-3872-0298     
                  
        

  Q:支払いはいくらですか
  A:当院では小児接種票持参者は1200円/回、小児自費は3500円/回、高校生~64歳以下の成人は
   3800円を窓口で当日徴収します。小児の2回分前払い制や1・2回目の差額設定等は当初からなく、
   等量斉視の方針で接種を続けています。なお、65歳以上の高齢者用接種票持参者の接種費用は、
   令和2年度は納税額に関わらず※自己負担金なし(無料)になりました。
     ※全て税金で賄われます
     
東京都新型コロナウイルス感染症対策本部 令和2年度9月補正予算(案)について令和2年9月3日    
       
https://www.zaimu.metro.tokyo.lg.jp/yosan/20200903_hoseiyosanan_tsuika.pdf           
      
新型コロナウイルス感染症下における高齢者等に対する季節性インフルエンザ定期予防接種特別補助事業
       
⇒都予算75億円                                        
       「新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行を見据え、高齢者等が季節性
                    インフルエンザの定期予防接種を受ける際に要する実費負担を軽減するため、区市町村に対し
                    
補助を実施」  【問合せ先】東京都財務局主計部財政課 電話 03-5388-2669

  Q:いつごろ接種を受けたらよいでしょうか
  A:下記にある『接種方法(参考)』をご参照ください。大量入荷可能な病院や、仕入れ先卸会社と何らか
   懇意な関係にある医療機関ではワクチンの入荷も潤沢と思われる一方で、当院ではワクチンの入荷
   は11月までに数回 あるのみで、以降の入荷予定がありません。昨年度実績の4桁弱の合計接種回数を
   目標に、希望者に対して1日当たり最大限の接種を在庫が尽きるまで行う所存です。
      (備考)インフルエンザワクチン供給量について https://www.mhlw.go.jp/content/000670483.pdf
               今冬のインフルエンザワクチンの優先的接種の呼びかけ Q&Aについて
                                        厚生労働省新型コロナウイルス感染症 対策推進本部
              Q1季節性インフルエンザワクチンは供給不足なのでしょうか。
               ○ 2020/2021 シーズンのインフルエンザワクチンの供給については、4価ワクチンに
                      変更された平成27年度以降で最大の供給量となる約 3,178 万本(成人で1回接種の場合
                      約 6,356万人分)を確保できる見込みで、これは統計のある平成8年以降最大だった昨年
                      度の使用量 (約 2,825万本)と比較して約12%多い量になります。

                  
-----------------------------------よくあるご質問-------------------おわり---------------


◆接種方法:上腕伸側に皮下注射します
6カ月~3歳未満のお子さん:0.25ml/回を2回接種(2~4週の間隔で※1)
  3歳~13歳未満のお子さん:0.50ml/回を2回接種(2~4週の間隔で※1)
13歳~15歳未満のお子さん:0.50ml/回を1回接種(※2)
15歳以上のお子さん~成人:0.50ml/回を1回接種

(※1)免疫効果を考慮すると間隔は4週が望ましいとされています。
(※2)1回目の接種時に12歳で2回目の接種時に13歳になっていた場合でも12歳として考えて2回目の接種を行ってかまいません。また13歳以上の基礎疾患(慢性疾患)のある方で著しく免疫が抑制されている状態にあると考えられる方等は医師の判断で2回接種となる場合があります。
(参考)『現行のHAワクチン接種による免疫効果をさらに増強するためにはワクチン接種間隔を4週間とし現行の第2回目の接種時期を約1ヵ月ぐらい主たる流行期に近づけること、また第2回目の接種率を高めることなどがその目的を満たす上で重要なことであると考える。』(インフルエンザの流行に関する研究 ワクチンの接種時期や接種率と学級閉鎖や休校との関係について 感染症学雑誌Vol.58(1984)No.10 P1025-1032より一部抜粋 http://journal.kansensho.or.jp/kansensho/backnumber/fulltext/58/1025-1032.pdf

◆治療後の登園・登校・出勤許可日について
→『発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで』です
(学校保健安全法施行規則第19条 インフルエンザによる学校の出席停止期間より)

事例A)発症してから2日目に解熱した場合
発症日(発熱あり:0日目)
→[1日目→2日目(解熱)→3日目(解熱後1日目)→4日目(解熱後2日目)→▲5日目]
→◎6日目登校可
▲:発症後5日以内にて登校不可

事例B)発症してから4日目に解熱した場合
発症日(発熱あり:0日目)
→[1日目→2日目→3日目→4日目(解熱)→5日目(解熱後1日目)]
→▲6日目(解熱後2日目)→◎7日目登校可
▲:解熱後2日未経過のため登校不可

※インフルエンザか疑われる場合には受診をお勧めします。
 (迅速抗原検査による診断、および抗ウイルス薬による治療が可能です。)


【2回目接種が未接種のお子さん(6歳以上13歳未満)に対する考え方】
以下参考までに記載しました。今のところ、本邦では未認可の接種方法ですが将来変更になる可能性があります。
 【参考1】『なお、世界保健機関は、ワクチン(不活化ワクチンに限る。)の用法について、9歳以上の小児及び健康成人に対しては「1回注射」が適切である旨、見解を示している。』 
~医政経発0912第1号平成30年9月12日季節性インフルエンザワクチンの供給について より一部抜粋 
 【参考2】『いつも供給量の問題になるわけですけれども、小児の使用量は違うのです。CDCのものを見ると、大体8歳で過去2年間に2回やっていれば1回でやっていますし、我々はずっとそういう調査をしていまして、大体子供たちで6歳以上のところでは、1回接種と2回接種というのには、免疫原性とか有効性において余り有意差はないのです。そうすると今は13歳までが2回となっている、この接種のスケジュール、接種のdose、使用量を、今回は無理かもしれないのですが、この先に向けて、要するに小児の年齢に応じた接種回数というのは、これから検討すべきではないかと思うのです。いつも最終的には供給量の問題になってきますけれども、6歳から13歳のところの使用量が1回で済むのであれば、今の供給量でも十分足りるのではないかと思うのです。これは選定に関係なくて、これから先どうするかということで、そこのところの検討を、ほかの外国のスタンダードを検討していくべきだと思うのです。 』
~第1回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会研究開発及び生産流通部会季節性インフルエンザワクチンの製造株について検討する小委員会議事録2018年4月11日 より一部抜粋
 【備考】台東区で13歳以上15歳以下の学童に現在でも2回分のインフルエンザ接種票を送付する件
『ワクチンの安定供給に係る対策について ワクチンの効率的な使用と安定供給を推進するため、今後の対応として、13歳以上の者が接種を受ける場合には医師が特に必要と認める場合を除き「1回注射」であることを周知徹底する。』
~医政経発0912第1号平成30年9月12日季節性インフルエンザワクチンの供給について より一部抜粋



---------------4価インフルエンザワクチンについて----------------------
[4価インフルエンザワクチンとは?]
平成27年度よりインフルエンザワクチンはこれまでの3価ワクチン(A型2株+B1株)から、2015-16インフルエンザ4価ワクチン(H1N1pdm09:(A亜型)・H3N2:(A香港型)・B山形系統・Bビクトリア系統)が日本に導入されました。インフルエンザの時期に系統がかなり異なるB型ウイルスが存在し、ワクチンに含まれないB型ウイルスに対してワクチンによる予防ができなかったためで、2つのB型ウイルスを含むことで幅広い予防効果を期待するものです。WHOは2013年シーズン(南半球向け)から4価ワクチン向けにB型2系統を含んだワクチン株を推奨しています。

(参考)
日本ではすでに不活化3価インフルエンザワクチンは、すべて4価に切り替わっています。
海外で使用されている2-49歳限定弱毒生インフルエンザ点鼻スプレーワクチン(日本未承認)は2013-14年度から4価に切り替わりました。65歳以上限定抗原量4倍高用量不活化インフルエンザワクチン(日本未承認)は3価ワクチンでしたが、2020/21シーズンより4価ワクチンとなりました。また、2016-2017年度からアメリカ合衆国内で承認・導入された65歳以上限定MF59免疫賦活剤添付通常抗原量不活化インフルエンザワクチン(日本未承認)も4価ワクチンとなりました。アメリカ合衆国では、65歳以上高齢者に対して今シーズンから、抗原量4倍高用量不活化4価インフルエンザワクチンと免疫賦活剤添付4価インフルエンザワクチンの使用が承認されました。免疫賦活剤添付ワクチンに限り今シーズンは3価と4価の両方が使用されるとのことです。

(追記)
 アメリカ合衆国内において、2016-2017年度と2017-2018年度で使用中止となっていた2-49歳限定弱毒生インフルエンザ点鼻スプレーワクチンが、2018-2019年度ではインフルエンザ予防接種の選択肢の一つとして復帰しています。
"...Second, recommendations for the use of LAIV4 (FluMist Quadrivalent) have been updated. Following two seasons (2016-2017 and 2017-2018) during which ACIP recommended that LAIV4 not be used, for the 2018-2019 season, vaccination providers may choose to administer any licensed, age-appropriate influenza vaccine (IIV, RIV4, or LAIV4)."
Prevention and Control of Seasonal Influenza with Vaccines: Recommendations of the Advisory Committee on Immunization Practices―United States, 2018-2019 Influenza Season Recommendations and Reports / August 24, 2018 / 67(3);1-20 https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/67/rr/rr6703a1.htm?s_cid=rr6703a1_w
 2013-2014年度と2015-2016年度での当該ワクチンの治療効果に問題が生じたため、2017-18年度は使用中止となっていました。
"Live attenuated influenza vaccine (LAIV4) is not recommended for use during the 2017-18 season due to concerns about its effectiveness against (H1N1)pdm09 viruses during the 2013-14 and 2015-16 seasons."
Prevention and Control of Seasonal Influenza with Vaccines Recommendations of the Advisory Committee on Immunization Practices―United States, 2016-17 Influenza Season Recommendations and Reports/August 26,2016/65(5);1-54 https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/66/rr/rr6602a1.htm
(追記2)
CDCによると、2017-2018年度でのアメリカ合衆国におけるインフルエンザ関連死亡数は、2009年以来最大の約79,400名に達したと推定され、季節性インフルエンザがいかに深刻なものに成り得るか思い知らされることとなりました。”CDC estimates that influenza was associated with more than 48.8 million illnesses, more than 22.7 million medical visits, 959,000 hospitalizations, and 79,400 deaths during the 2017-2018 influenza season. This burden was higher than any season since the 2009 pandemic and serves as a reminder of how severe seasonal influenza can be.” 
Estimated Influenza Illnesses, Medical visits, Hospitalizations, and Deaths in the United States ― 2017-2018 influenza season (https://www.cdc.gov/flu/about/burden/estimates.htm)

(備考)
アメリカ合衆国における季節性インフルエンザ関連死亡数
2010-2011年度:3.7万名 2011-2012年度:1.2万名 2012-2013年度:4.3万名 2013-2014年度:3.8万名 2014-2015年度:5.1万名 2015-2016年度:2.3万名 2016-2017年度:3.8万名 2017-2018年度:6.1万名
2018-2019年度:3.4万名 2019-2020年度:2.2万名。
Disease Burden of Influenza(https://www.cdc.gov/flu/about/burden/index.html
 
[予防効果]
乳幼児のインフエルエンザワクチンの有効性に関しては概ね20~50%の発病防止効果があったと報告されています。また乳幼児の重症化予防に関する有効性を示唆する報告も散見されます。現行のワクチンはIgA誘導作用は乏しく発症阻止効果には限界があるものの、IgG誘導による肺炎などの重症化予防効果は期待できるとされています。(参考:Katayose et al.Vaccine.2011Feb17;29(9):1844-9 (https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21195802/)

[重大な副反応]
まれにショック、アナフィラキシー様症状(じんましん/呼吸困難/血管浮腫等)が現れることがあり、そのほとんどは接種後30分以内に生じますが、接種後4時間以内(アナフィラキシーの副反応報告基準)に起こることもあります。その他、ギランバレー症候群/けいれん/急性散在性脳脊髄炎(ADEM)/脳炎・脳症/視神経炎/血小板減少性紫斑病/肝機能障害/黄疸/喘息発作があらわれる等の報告があります。

[鶏卵アレルギー]
現行インフルエンザワクチンは有精卵から作られており、鶏卵成分は精製段階で除去され、卵白アルブミンの混入はWHO基準以下の数ng/mlとされます。卵白特異的IgE抗体が陽性でも卵加工食品を食べても無症状である児では接種後の鶏卵アレルギーによる重篤な副反応の報告はありません。アナフィラキシーの既往等鶏卵アレルギーのため接種可否の判断が困難な症例の場合は専門施設へ紹介します。(平成25年3月 日本小児アレルギー学会の見解)
cf.)Vaccination of Persons with a History of Egg Allergy Recommendations of the ACIP-United States, 2020–21 Influenza Season
"Persons who report having had reactions to egg involving symptoms other than urticaria (e.g., angioedema or swelling, respiratory distress, lightheadedness, or recurrent vomiting) or who required epinephrine or another emergency medical intervention may similarly receive any licensed, recommended influenza vaccine (i.e., any IIV, RIV4, or LAIV4) that is otherwise appropriate for their age and health status. If a vaccine other than ccIIV4 or RIV4 is used, the selected vaccine should be administered in an inpatient or outpatient medical setting (including but not necessarily limited to hospitals, clinics, health departments, and physician offices). Vaccine administration should be supervised by a health care provider who is able to recognize and manage severe allergic reactions."
(https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/69/rr/rr6908a1.htm )

(備考)2009年の新型インフルエンザ;H1N1pdm09について
・2009年新型インフルエンザの各国の人口10万対死亡率
 新型インフルエンザの死亡率の各国の比較 (今般の新型インフルエンザ(A/H1N1)対策について
    ~対策の総括のために~平成22年6月8日厚生労働省新型インフルエンザ対策推進本部
 (各国の死亡数に関してはそれぞれ定義が異なり一義的に比較対象とならないことに留意が必要) 
米国:3.96 カナダ:1.32 メキシコ:1.05 豪州:0.93 英国:0.76 シンガポール:0.57 韓国:0.53 フランス:0.51 NZ:0.48 タイ:0.35 ドイツ:0.31    ● 日本0.16 
 (https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/dl/infu100608-03.pdf )

・アメリカ合衆国における2009年新型インフルエンザ関連死亡数は12,469名
 Estimates of 2009 H1N1 Influenza Cases, Hospitalizations and Deaths in the United States  
 (https://www.cdc.gov/h1n1flu/estimates_2009_h1n1.htm

(引用文献)
Prevention and Control of Seasonal Influenza with Vaccines: Recommendations of the Advisory Committee on Immunization Practices — United States, 2020–21 Influenza Season
 ( https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/69/rr/rr6908a1.htm )

2020/21 シーズン向け 季節性インフルエンザワクチン製造候補株の検討について (国立感染症研究所)
https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000624421.pdf )

4価ワクチンについて Quadrivalent Influenza Vaccine  Brand names: AFLURIA Quadrivalent, Fluarix Quadrivalent, FluLaval Quadrivalent, Flucelvax Quadrivalent and Fluzone Quadrivalent, FluMist
https://www.cdc.gov/flu/prevent/quadrivalent.htm#:~:text=A%20quadrivalent%20influenza%20(flu)%20vaccine,2020%2D2021%20flu%20season%20vaccines. )

点鼻生ワクチンについて "Questions and Answers-FluMist Quadrivalent influenza Virus Vaccine Live, Intranasal" ( http://www.fda.gov/biologicsbloodvaccines/vaccines/approvedproducts/ucm294078.htm )

65歳以上限定抗原量4倍高用量4価ワクチンの市場参入の可能性について 『米国食品医薬品局(FDA)、Fluzone® High-Dose Quadrivalent (Influenza Vaccine) を65歳以上の成人に対するインフルエンザワクチンとして承認』( https://www.sanofi.co.jp/-/media/Project/One-Sanofi-Web/Websites/Asia-Pacific/Sanofi-JP/Home/press-releases/PDF/2019/20191114-02.pdf?la=ja)

免疫賦活剤"MF59"添付ワクチンについて "Adjuvanged Flu Vaccine Flu Vaccien with Adjuvant  Brand names FLUAD Quadrivalent"
https://www.cdc.gov/flu/prevent/adjuvant.htm#:~:text=FLUAD%20and%20FLUAD%20Quadrivalent%20is,people%2065%20years%20and%20older.






                                 
                                                    
----------------------------------------妊婦・授乳婦とインフルエンザ----------------------------------------------
                                                    
◆妊婦とインフルエンザ感染
『妊娠中にインフルエンザに感染した場合、一般人口集団と比較して重度の合併症や入院にいたるリスクが高くなるとの複数の報告がされています(Am J Epidemiol 1998;148:1094-102、BJOG 2000;107:1282-9、MMWR Morb Mortal Wkly Rep. 2011 ; 60: 1193-6.)。また、インフルエンザ感染と、流産率の増加 (Commun Dis Rep CDR Rev 1994; 4: 28-32 )、死産率の増加 (Eur J Obstet Gynecol Reprod Biol 2009 ;147 :115) との関連がみられたとの報告もあります。妊娠を希望される女性や妊婦さんに対しては、流行シーズン前のワクチン接種等での予防がすすめられます。』 「妊娠とインフルエンザについて 国立成育医療研究センター 妊婦と薬情報センター」より一部抜粋(http://www.ncchd.go.jp/kusuri/news_med/h1n1.html
 

◆先天異常に関する基本知識
 以下の点を必ず御理解ください
『一般の妊娠において、流産の自然発生率は15%前後、先天異常の自然発生率は2~3%と言われています。いいかえると、薬剤使用のない場合であっても100妊娠の中で3児で先天奇形がみられるということになります。』 「妊娠とインフルエンザについて 国立成育医療研究センター 妊婦と薬情報センター」より一部抜粋(http://www.ncchd.go.jp/kusuri/news_med/h1n1.html


◆妊婦・授乳婦への予防接種
◎『妊婦・授乳婦への予防接種は定期接種/任意接種とも妊婦への生ワクチンは原則禁忌で不活化ワクチンは可能で有益性投与とされています。授乳婦への生ワクチン・不活化ワクチンいずれも投与可能で有益性投与とされています。現在では妊娠全期間において予防接種希望妊婦には接種可能としています。』
(一般社団法人東京産婦人科医会副会長 荻野雅弘:産婦人科医より他科へ知っていただきたいこと「予防接種とインフルエンザ」について 東京都医師会雑誌 2015;Vol68 No.7より一部抜粋)

◎『現在、日本で使用されているインフルエンザワクチンは、不活化ワクチンです。妊娠初期のインフルエンザワクチン接種に関する疫学研究には以下のようなものがあります。

  1. 妊娠4ヶ月までにインフルエンザ不活化ワクチン接種を受けた母親から生まれた650人の児において、大奇形、小奇形の発生率は増加しなかったと報告されています(Birth Defects and Drugs in Pregnancy, 1977)。
  2. アジュバント添加パンデミックインフルエンザA(H1N1)接種を妊娠第1三半期に受けた330人と、妊娠第2~3三半期に接種をうけた660人を比較して、先天奇形発生率の増加は認められませんでした(JAMA. 2012;308:165-174)。
  3. 国立成育医療研究センターで行った研究では妊娠中にインフルエンザHAワクチンを接種した182例(第1三半期 13例、第2三半期97例、第3三半期72例)の転帰において、特別な有害事象はみられませんでした(感染症誌. 2010; 84: 449-1453)。
  4. 妊婦にワクチンを接種することで、生後6か月までの児のインフルエンザ罹患率を減少させるとの報告もあります(N Engl J Med 2008; 359: 1555-1564, N Engl J Med 2014; 371: 918-931)。

欧米の専門機関は、インフルエンザシーズン中の妊婦へのインフルエンザワクチン接種を妊娠週数に関わらず推奨しています(Centers for Disease Control and Prevention(CDC):Guidelines for Vaccinating Pregnant Women. Updated August 2016. Obstet Gynecol, 2018;131: e109-114)。 日本産婦人科診療ガイドラインでも、妊婦さんの原疾患なども考慮してワクチンを接種することが推奨されています。』
「妊娠とインフルエンザについて 国立成育医療研究センター 妊婦と薬情報センター」より一部抜粋(http://www.ncchd.go.jp/kusuri/news_med/h1n1.html

◎妊婦又は妊娠している可能性の高い女性に対するインフルエンザワクチンの接種 医療関係者のためのワクチンガイドライン第3版 日本環境感染学会 より一部抜粋
 『インフルエンザワクチンはウイルスの病原性をなくした不活化ワクチンであり、胎児に影響を与えるとは考えられていないため妊婦は接種不適当者には含まれていない。妊婦または妊娠している可能性のある女性に対するインフルエンザワクチン接種に関する国内での調査成績については、小規模ながら、接種により先天異常の発生率は自然発生率より高くならないとする報告がある。しかしまだ十分なデータが集積されてはいないので、現段階ではワクチン接種によって得られる利益が、不明の危険性を上回るという認識が得られた場合にワクチンを接種する。一般的に妊娠初期(妊娠14週まで)は自然流産が起こりやすい時期であり、この時期の予防接種は避けた方がよいという考えもある。
 一方米国では、ACIPの提言により、妊娠期間がインフルエンザシーズンと重なる女性は、インフルエンザシーズンの前にワクチン接種を行うのが望ましいとされている。また、妊婦へのインフルエンザワクチン接種は、移行抗体による影響から、接種を受けた母体から生まれた生後6ヵ月までの乳児に対しても感染予防効果が認められたとの報告もある。』
http://www.kankyokansen.org/modules/publication/index.php?content_id=17

(参考)
インフルエンザワクチン添付文書改訂
2009年10月、季節性インフルエンザワクチンの添付文書中の妊婦についての記載が改正され、
「妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には接種しないことを原則とし」 の記述が削除されています。

(備考)
チメロサールについて
妊婦とくすりの基礎知識 ワクチン 麻疹・風疹・インフルエンザ 日経DI2016年11月号より
『一部のインフルエンザワクチンは、水銀含有防腐剤であるチメロサールを含有しているため、接種を控えた方がいいのでは、といった話をよく聞く。しかし、大規模コホート研究では、チメロサール含有ワクチンを接種した子どもに自閉症スペクトラム障害を含む神経発達転帰の異常が増加しないことが示されている(Clin Infect Dis.2009;48:456-61https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2908388/​。妊娠中のチメロサール含有ワクチン曝露の安全性を調べた研究はないが、妊婦にも長い間使われてきており、有害事象の報告はない。』
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/di/digital/201611/548900.html

(取違い注意) 
サロメチール
 外用消炎鎮痛薬 サロメチール https://salomethyl.jp/


◆妊婦がインフルエンザに罹患した場合
 『発熱したら、ただちに医療機関を受診します。(中略)インフルエンザと診断された場合、あるいはインフルエンザを否定できない場合(感染していても検査陰性とでることがあります)、抗インフルエンザ薬を服用します。妊婦に汎用される抗インフルエンザ薬中、今季のウイルスの一部はタミフルが効きにくく、リレンザ、イナビルは有効と報告されています。抗インフルエンザ薬の選択にあたっては、医師とよく相談することをおすすめします。』
「今季インフルエンザに関して、妊娠している女性へのお知らせ 平成26年1月31日 日本産科婦人科学会」より一部抜粋 (http://www.jsog.or.jp/news/html/announce_20140131.html) ←リンク切れです 


◆妊娠中の抗インフルエンザ薬
 「妊娠とインフルエンザについて 国立成育医療研究センター 妊婦と薬情報センター」より一部抜粋(http://www.ncchd.go.jp/kusuri/news_med/h1n1.html

【タミフル(リン酸オセルタミビル)】
『妊娠と薬情報センターと虎の門病院の調査で、妊娠初期にオセルタミビルを使用した90人での妊娠結果は、3人が自然流産、1人が人工妊娠中絶、86人が生児を出産していました。そのうち先天異常がみられたのは1児でした(CMAJ. 2009 ;181:55-8.)。日本産科婦人科学会の調査では、妊娠第1三半期にオセルタミビルに曝露した156児のうち先天異常がみられたのは2例でした。また、妊娠中いずれかの時期にオセルタミビルに曝露した619例の妊娠例で、早産率、低出生体重児の出産率などについて一般人口の発生率と差はみられませんでした(Am J Obstet Gynecol 2013;209:130.e1-9)。ヨーロッパの多施設共同研究で妊娠第1三半期にノイラミニダーゼ(NA)阻害薬(オセルタミビル、ザナミビル)に曝露した1125児をNA阻害薬非曝露の672784児と比較したところ先天奇形発生リスクの増加はみられませんでした。オセルタミビル単独の曝露例においてもリスクの増加はみられませんでした。また、NA阻害薬曝露児で、低出生体重児の出産率、死産率等の出産率に関しては、リスクの低下がみられました(BMJ 2017; 356: j629)。これまでの情報から、妊娠中のオセルタミビル使用が胎児に悪影響を及ぼす可能性は低いと考えられます。』

【リレンザ(ザナミビル水和物)】
『ヨーロッパの多施設共同研究で妊娠第1三半期にノイラミニダーゼ(NA)阻害薬(オセルタミビル、ザナミビル)に曝露した1125児をNA阻害薬非曝露の672784児と比較して先天奇形発生リスクの増加はみられませんでした。また、NA阻害薬曝露児で、低出生体重児の出産率、死産率等の出産率に関しては、リスクの低下がみられました(BMJ 2017; 356: j629)ザナミビルは吸入で使用され局所で作用するため、母体の全身循環への移行量はごくわずかです。これらのことから妊娠中に短期間(通常の使用であれば5日)ザナミビルを使用したとしても、胎児に悪影響を及ぼす可能性は低いと考えられます。』

【イナビル(ラニナミビルオクタン酸エステル水和物)】
『日本産科婦人科学会と日本産婦人科医会の調査において、妊娠中にラニナミビルを使用した例が112例ありました。妊娠初期にラニナミビルに曝露した17児のうち1例が自然流産で、1例に先天異常がみられました。(Pharmacoepidemiol. Drug Saf. 2014; 23 :1084-1087) この報告では症例数が限られていますので、安全性を正確に評価することは困難です。ラニナミビルは吸入で使用され局所で作用するため、母体の全身循環への移行量はごくわずかです。これらのことから妊娠中にラニナミビルを単回使用したとしても、胎児に悪影響を及ぼす可能性は低いと考えられます。』 
 
(ほか引用文献)
インフルエンザ予防接種ガイドライン(予防接種ガイドライン等検討委員会編)
インフルエンザ診療マニュアル(日本臨床内科医会インフルエンザ研究班)
インフルエンザQ&A 厚生労働省http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
                                                    
                                                  おだいじに 
                                                    
                                   
 

インフルエンザ予防投薬~予防接種以外の予防方法について

----------------------------------はじめに必ずお読み下さい--------------------------------------------
                   ※【注意】※ 
抗インフルエンザ薬を用いた予防投薬の治療効果は、インフルエンザウイルスの流行状況、御本人の体質・体力・免疫状態、使用薬剤の反応性等様々な複合的な要因によって影響を受けます。薬物を用いた他の治療法の場合と同様に、期待する効果が100%確約されたものではありません。当院での予防投薬で生じた発熱、倦怠感等の副作用および予防投薬下でのインフルエンザウイルスの感染による体調不良によって社会的、経済的な損害、負債等が発生した場合、当院ではそれら一切の責任を負い兼ねます。なお、予防投薬に関わる体調不良等に関しては通常の疾病に対する診療事案として対処します。
                   ※【警告】※
当院以外の医療機関で予防投薬目的で抗インフルエンザ薬を使用する場合には、処方される医療機関、処方を受ける患者、処方を受ける未成年患者の親権者の自己責任でお願い致します。
くろす内科クリニック(以下「当院」と称す)以外の医療機関が、5種類の抗インフルエンザ薬(タミフルカプセル・タミフルドライシロップ、リレンザドライパウダーインヘラ‐、イナビル吸入粉末剤、ラピアクタ点滴用バッグ・ラピアクタ点滴用バイアル、アビガン錠)のいずれか1つまたは複数を当院ホームページに記載された投薬方法等を用い、インフルエンザに対する予防投薬を目的として行った医療行為によって当該医療機関を受診した患者に発生した感染、副作用、異常行動、合併症、後遺症、死亡等の健康被害、並びにそれらに起因すると思われる社会的、経済的な損害、負債など(以下「不利益」と称す)が生じた場合、当院ではそれら一切の責任を負い兼ねます。また、当院を予防投薬目的以外で受診し抗インフルエンザ薬の処方を受けた患者もしくは未成年患者の親権者、あるいは抗インフルエンザ薬の処方をうけた患者と未成年患者の親権者の中で当院に関与しない患者もしくは未成年患者の親権者が、自分の判断のもとに予防投薬を目的として前述5種類の抗インフルエンザ薬のうちいずれか1つまたは複数を当院ホームページに記載された投薬方法等を用いたことによって当該患者に不利益が発生した場合、当院ではそれら一切の責任を負い兼ねます。
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◆【予防接種以外のインフルエンザの予防方法】
何らかの理由で
『ワクチン接種ができない...』
『ワクチン接種をしていない...』
『どうしてもインフルエンザにかからないようにしたい...』 など

次のような対策方法があります
・手洗い
・うがい
・マスクをする
・換気
・抗インフルエンザ薬の予防投薬


◆【予防投薬について】

はじめに小児・未成年での異常行動について説明します。

◆異常行動について
○異常行動は必ずしも抗ウイルス薬の副作用として発現するものではなく、インフルエンザそのものに起因する可能性も考えられています。18歳以下での発現例全体のうち42.1%※は無治療または治療前でした。

○現行4種類の抗インフルエンザ薬においてはいずれも異常行動の発現はあります。(薬剤間の発現率に有意差はありません※)

○いずれの4種薬剤の添付文書においても、次のような記載があります。
『因果関係は不明であるものの、本剤を含む抗インフルエンザ薬投薬後に異常行動等の精神神経症状を発現した例が報告されている。小児・未成年については異常行動による転落等の万が一の事故を防止するため、薬剤治療開始後は異常行動の発現のおそれがあることや、少なくとも2日間は小児・未成年者が一人にならないよう配慮すること』

○年齢層別異常行動発現率は、0~2歳で6.6%、3~6歳で16.5%、7~9歳で17.3%、10~12歳で9.7%、13~18歳で5.2%と、3~9歳で多い結果※でした。

○異常行動などの精神・神経症状には次のようなものがあります。(インフルエンザ定点医療機関用インフルエンザ様疾患罹患時異常行動データベース~『インフルエンザ様疾患罹患時の異常行動に係る全国的な動向に関する研究に対する協力について』厚生労働省健康局結核感染症課/厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課通知より)http://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/disease/influenza/search/2012-13/pdf-a.pdf
▲突然走り出す ▲飛び降り ▲その他、予期できない行動であって、制止しなければ生命に影響が及ぶ可能性のある行動 ●会話中、突然話が通じなくなる ●おびえ・恐慌状態 ●無いものが見えると言う ●わめく・泣きやまない ●暴力・興奮状態 ●はね ●徘徊 ●無意味な動作の繰り返し ●その他、その行動自体が直ちに生命に影響が及ぶことは考えられないものの、普段は見られない行動

◆予防投薬の実際
○予防投薬は正式に認可された、添付文書に記載された用法の一つです。

○予防投薬はインフルエンザワクチンの代替となるものではありません。

○予防効果は薬剤を連続して使用している期間のみ持続します。

○オセルタミビル,ザナミビルに加え2013年12月20日からラニナミビルも予防投薬が承認されました。

○インフルエンザに罹患した場合に重症化が予想されるハイリスク患者等では予防投薬は有意義と考えられますが、安易な使用は避けた方が無難です。

○異常行動と予防投薬の関連性について言及した報告が現在の所ないため、通常の治療投薬と同様に考慮する必要があると考えます。

○予防投薬は保険適応外で自費診療です。


◆具体的な使用法
【オセルタミビル】
予防投薬法:成人は75mgを1日1回7~10日間内服、37.5Kg以上の小児は75mgを1日1回10日間内服、幼少児(1歳以上)は2mg/Kg(最高75mgまで)を1日1回10日間内服します。
(備考)
・10歳以上の未成年には原則ハイリスクと判断される場合を除いて使用禁忌です。
・インフルエンザウイルス感染症患者に接触した場合、接触後2日以内に使用開始します。

【ザナミビル】
予防投薬法:小児成人ともに、1日1回10mg(2ブリスター)を10日間吸入します。
(備考)
・4歳以下の幼児に対する安全性は確立していません。
・乳製品に対して過敏症の既往歴がある患者さんは慎重投与の必要があります。
・重大な副作用として、アナフィラキシー様症状/気管支攣縮/呼吸困難が起こることがあります。
・吸入後24時間以内でのインフルエンザB型と香港A型での解熱効果は最も早い※とされます。
・インフルエンザウイルス感染症患者に接触した場合、接触後1.5日以内に使用開始します。

【ラニナミビル】
予防投薬法:10歳以上の小児~成人に20mg(1容器)を1日1回、2日間吸入します。
(備考)
・乳製品に対して過敏症の既往歴がある患者さんは慎重投与の必要があります。
・重大な副作用として、アナフィラキシー様症状/気管支攣縮/呼吸困難が起こることがあります。
・予防投薬での使用対象は10歳以上の小児~成人です。
(治療投薬では使用年齢制限はなく、臨床開発試験では3歳児から使用しています。)
(治療投薬では10歳未満の小児も使用可能で、20mg(1容器)を1日1回単回吸入します。)
(治療投薬では10歳以上の小児~成人の場合、40mg(2容器)を1日1回単回吸入します。)

【ペラミビル】
予防投薬は未承認。
(備考)治療投薬では小児10mg/Kg、成人300mg(600mgまで増量可)単回点滴で使用します。

≪参考≫
【ファビピラビル】:上記4種のノイラミニダーゼ阻害薬(細胞内で増殖したインフルエンザウイルスが細胞外に遊離するのを阻害する)とは異なり、細胞内でのウイルスRNA合成を選択的に阻害する作用を持つ新薬(RNAポリメラーゼ阻害薬)です。他の抗インフルエンザ薬が無効または効果不充分な新型または再興型インフルエンザウイルス感染症が発症し、本薬を当該インフルエンザウイルスへの対策に使用すると国が判断した場合に患者への投与が検討される医薬品として承認されました。多剤耐性を含むトリインフルエンザウイルスH5N1及びH7N9等に対する抗ウイルス作用が期待されます。また、エボラ出血熱にも有効性が示唆されています。
※使用上の注意に「動物実験において、本剤は初期杯の致死及び催奇形性が確認されていることから、妊婦または妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと」とあります。

(参考文献)
インフルエンザ診療マニュアル(日本臨床内科医会インフルエンザ研究班)※
Kawai N, et al.Increased symptom severity but unchanged neuraminidase inhibitor effectiveness for A(H1N1)pdm09 in the 2010-2011 season:comparison with the previous season and with seasonal A(H3N2)and B.Influenza Other Respir Viruses 7:448-455,2013
各製品添付文書:
・オセルタミビルリン酸塩 タミフルカプセル75タミフルドライシロップ3%(中外製薬株式会社)
・ザナミビル水和物 リレンザドライパウダーインヘラー(グラクソ・スミスクライン株式会社)
・ラニナミビルオクタン酸エステル水和物 イナビル吸入粉末剤20mg(第一三共株式会社)
・ペラミビル水和物注射液 ラピアクタ点滴用バッグ300mg・点滴用バイアル150mg(シオノギ製薬)
・ファビピラビル錠 アビガン錠200mg(大正富山医薬品株式会社)